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海獣の子供

海獣の子供1

 公開翌週に漸く鑑賞。
 以下ネタバレあり。
 まああの緻密な描線、何度も読み返さないと理解なかなか困難な原作を2時間足らずの劇場アニメ時間枠で再現し尽くすというのがそもそも無理な話なので期待はしてませんでしたが‥。

 絵に関してはかなりの再現度でした。アニメーター殺しな技術だなあと感心しつつ描いた人達の苦労も容易に想像出来ますが(泣)。加えて音響の濃密さもかなりのもので、こっちも大変だったろうなあとそんな事ばかり考えつつ。

 原作は300ページの分厚い単行本が5巻ですから、まあ省くところは当然あるのでそれは仕方ないんですが第三者へのインタビュー、他の異なる視点から同じものを捉えるというパートは完全にカットか‥。

 原作で一番インパクトがあったのが、目を見開くオニイトマキエイ、だったので、それがないのがねえ‥まあそんな魚屋の店先批評は言うべきではないでしょうが(苦笑)。

 全世界、地球、宇宙規模の様々な事象が、主人公の少年少女3人に収束していく展開が原作の醍醐味だと思うので、水族館での発光と消失のシークエンスもカットとなると‥なんか世界観が随分ミニマム、矮小化させられてしまった感じはありますかね。そのわりにわかりにくいけど(笑)。

 ラストもなあ‥原作では琉花の「現在」(と言うかその後)は描写されないんですが、結局長い夏休みが終わって学校に戻って来て、怪我させた子と仲直りがオチ???おいおい‥それは無いだろう‥。

 ハンドボールのシークエンスも、原作では肘で仕返しされた子はまるで死んだような表情で気絶してるんですが、こちらでは泣きじゃくる描写に変更‥この意図もよく分かりません‥。

 あとはやはりキャスティングがなあ‥SNSでは絶賛の嵐ですが稲垣吾郎そんなに上手いかあ???他と同様、所謂プロの声優の演技じゃ無い素人って感じしか自分は受けませんでしたがねえ。渡辺徹は論外。
デデも、ああ言う演技なら別に富司純子じゃなくて久保田民絵でいいよなあ。

 ナチュン6

 同じ、海を舞台にした漫画作品のアニメ化ならナチュンの方がいいよな〜と思いつつ、そっちも夢想妄想しつつ鑑賞してましたよ(ちょっと大袈裟)。まあこっちは忠実に映像化したら15禁になっちゃうけど。

 あと、自分あの面白い顔の歌手は嫌いというか興味ないので。散々言葉では表現できない云々のテーマの映像でラストが歌ですか????曲だけじゃダメなのか???
 エンディングクレジットが終わった後に結構長々とさらに展開が続く構成もやはり意図が不明です。うー。

 出来はいいとは思いますが、色々モヤモヤもたくさん残ってしまった映画でした。
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