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シン・ゴジラ

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 Twitter他ニュース関連で、タイトルでどんどんネタばらしされるので(泣)
でも公開初日から暫し行けず、5日目にようやく鑑賞出来ました。

以下ネタバレありです。
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キャスティングの予備知識は、まあ主要キャストはどうしても情報は入ってくるので‥
でも最近の新人俺知らないから(泣)聞いても同じですね。

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 冒頭の東宝マークから、オーソドックスにと言うか往年の東宝特撮ゴジラシリーズの
デザイン流れを踏襲した感じのタイトルバック、目指すところはその路線でしたね。

 水難事故のボート探索から、巨大生物出現まではモキュメンタリー的な画面構成、
市川崑よろしく(笑)白地明朝体のテロップが延々続きます。
 
 自衛隊、首相官邸、官僚、今回の映画はここが視線視点の中心、いやそれはそれで
いいんですが‥どうにも釈然としない気持ちになってしまったのは途中、議事堂前の
デモ隊(明らかに反安倍運動のSEALDSまんまだろ)をモニター画面と、建物内での
ノイズ雑音騒音だけで描写したところ。

なんで?デモ隊は何のために集まってたの??ゴジラを殺すなって叫んでた?兎に角
与党の方針何でも反対する薄っぺらな連中としての存在って事?

今回政治家官僚が主役だから一般市民はどんな存在かは全然関係ないし、描写する必
要がないってことなの???だったら何でわざわざあんな現実〜リアルそのまんまな
ものをわざわざ入れたの??

出てくる一般市民は滑落事故に遭う、巨大生物出現でスマホを向ける、ひたすら逃げる
避難する、ゆっくり年老いた二人が逃げ遅れて攻撃の邪魔になる、一般市民に主体性
無いのもまあ別に構わんのだけど‥

政治家官僚は今現在の日本そのまんまで、まるっきり自民党で、縦割り行政とか会議
形式を踏まえないと物事が進まない、総理大臣はお飾りのイエスマンな存在で決定権
は官房長官、閣僚大勢死んでタナボタで無能で呑気な政治家が総理に格上げとかの
カリカチュアライズは肯定するけど、会議会議の連続で主役達が民主主義面倒くさい
と呟く、いやそれを官僚に言わせちゃだめなんじゃ???
政治家を描くのなら野党側もちゃんと描くべきだったのでは?今現在の日本には野党
なんか要らない??そういう意図なのか?

どうにも気持ちが落ち着かない、ざわざわした居心地悪さを感じる流れでした。
そしてこんな事書くとサヨクとか謗られるんだろうなあと想像してしまえる空気も
すごく嫌です(泣)。まあサヨク上等だよ、売国奴ウヨクよりは1億倍マシだよ。

まああくまで政治家官僚の視点なんだからデモ隊が邪魔なノイズ、一般市民邪魔、
会議ばっかのはうざい、と思ってるだろう、と考えた上での描写展開、ではあるの
かもしれないんですがね。
一市民からの視点、というディザスタームービーパニック映画、怪獣映画ばかりだ
からそれに対するアンチ、と思えばいいのだろうけど‥。

その昔、ガイナックスはオネアミスの翼/王立宇宙軍で、「現実を描くために
敢えて架空の世界を構築しました」とコンセプトを謳いました。
あれからほぼ30年、庵野秀明は「現実を描くために今現在日本をそのまま
流用トレスしました」、という事で、いいんでしょうか?

オネアミスは表向きは(笑)監督脚本は山賀博之一人になっています。
シン・ゴジラも、監督脚本は庵野秀明一人にクレジットされています。
実際はどうだったのか?
キーマンたる牧博士(ネーミングは怪奇大作戦の岸田森の‥?岡本喜八
作品でそんな名前のキャラいるのかな?)が物語が始まる前にすでに死んで
いるってのは、当然劇場版パトレイバーを彷彿とさせる訳なんですが‥
伊藤和典は全然関与してないのかね?

巨大生物がいきなり正面アップからの全身を現し、あれゴジラじゃねーじゃ
ねーか、餌になる存在か?とミスリードさせたり(形状は全然誓うけど這う
動きはなんか八岐之大蛇の逆襲を想起しますね)、御用学者は無能、各部署
のはみ出し者を集めてチーム結成はワクワクし血がたぎる展開だし、ゴジラ
が変形進化するフォルムは気持ち悪くていい、チェレンコフ光を身体内部か
ら発光させてイデオンのミサイル全方位発射よろしく米軍機と東京都心を
壊滅させる場面は「巨神兵東京に現る」を思い出して涙してしまいました。
静止したゴジラに近接する物体は全て攻撃消滅させるのも第五使徒のラミエル
ですね。最初に上陸する蒲田は映画の撮影所に因んでとか、思えば東宝特撮
映画ゴジラシリーズは80年代からのはオールスターキャストムービーの
趣もあったんだよなあとか、音楽は伊福部昭の一連の名スコアと、エヴァの
ヤシマ作戦のしか使ってねえじゃねえかとか、ラストの尻尾から出てるのは
巨神兵?シン・ゴジラは矢張り「巨神兵東京に現る」の長編リメイクの位置
付けでもあるよなあとか、見所も当然沢山な映画、ではあるんですがね。

大昔、アニメ映画が同時に何本か封切られた83年、アニメ雑誌アニメックで
編集者や漫画家作り手側の方たちが総評するページがありました。ほぼ全員が
幻魔大戦は誰でもが見て面白かったと言える作品、と称し、クラッシャー・
ジョーに関しては「これはアニメ映画としてどうなのか」「どう捉えるべきな
のか」「単純に面白いと言うには憚られる映画ではないか」‥等々、観た方達
が混乱して喧々諤々する会話が掲載されていました。(文章のカットイラスト
はゆうきまさみ氏が2カット描いており、ぼーっとした表情で映画を見る皆、
観終わって劇場から出てくる全員頭の上にたくさんの?????を浮かべて
腕を組んで頭を捻っている皆、の2つが今でも脳裏に焼き付いております)

当時ガンダムに対するイチャモンと、原作小説のご都合主義(まあそれが
クラシカルなスペオペなのかもしれませんですがね)が気に入らなくて、
高千穂大嫌いだったので(笑)結局自分は当時クラッシャー・ジョーは観な
かったんですが‥今回のシン・ゴジラもそれと似た様な‥、というとまた論点
がずれまくりでしょうか。

間を甘り空けずに、2回目の鑑賞をしようかと思います。単純に面白い
つまらないと言うにはあまりに複雑な映画‥と言うことで第一印象の感想は
長くなりましたがこのへんで‥。





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