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海にかかる霧

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 評判を聞いて、でも中々近くでやってないし時間合わないしで観れなかったのですが(レイトショーの時間に上映してないとそれだけで見逃す確率高いです〜)、平日休日で時間が出来たので、COREDO日本橋室町のTOHOシネマに行って来ました。TOHOシネマはモーニング割引は無いんですが今日はサービスデーなので1100円で鑑賞可能でした。

以下ネタバレありです。
うちわおもて
Tいわうら

 時間十分余裕持って行ったつもりだったんですが、気づけばギリギリ、まあ予告10分はやってるからいいかとのんびり行ったら、記憶以上に入り口からスクリーンまでの距離が‥いや、スクリーンの番号を間違えた、なんでTHXシアターなんだ?と思ったら違う映画でした(馬鹿)。慌てて戻って、噂の(笑)出演者なごやかインタビュー映像が終わる頃に漸く入場。
ああ〜場内真っ暗で何がなんだか(笑)、前の方の席予約で良かった。

あ、ノベルティの団扇を貰いました。

 冒頭、ドキュメンタリー映画リヴァイアサンよりは少しは覇気のある(笑)漁師たちの仕事風景が映し出されBGMものどかな感じですがヒヤリハットなトラブルが少し起こって、これからの展開を匂わせるようないや〜な空気から始まります。

 不漁、不況、借金、八方塞がりからつい密輸密入国へ手を染めてしまう船長、それがどんどんこじれてどうにもこうにもならない地獄の展開に。どよーんなストーリーにすっかり胃が痛くなりました(泣)。

 いい顔揃いの俳優ですが、まあでもこんな面構えは日本人俳優でもいるよなあとも連想空想したり。しかし船長役のキム・ユンソクの顔が、子供の友達のパパにそっくりで終始気になってしょうがありませんでした(個人的な感想で恐縮ですwww)。

 ダウナー鬱な展開に、脳内ではつげ義春(か、辰巳ヨシヒロ)の絵柄の劇画が再生されていました。
 いきなり密入国者ほぼ全員死亡、の急転直下な話運びに、モロではないですが腹にこたえるスプラッター描写に圧倒されっぱなしでした。
 そして狂気に取り込まれ、自滅していく船長‥エイハブのように?海中へと没していくラスト。

 ラスト、唐突に6年後の字幕と、生き延びた青年は工事人夫として無味乾燥な毎日を送り、そして「青唐辛子」‥嗚呼、振り返らないで終わるんですね(涙)。

 見応えある傑作と思いつつ、やはり心の片隅では「こんな邦画をまた新作で観たい」という渇望感が満ちてきてしまいました。

 関係ないけど、数日前に石井隆のGONINを、また何十回目かで再鑑賞しました。ややスタイリッシュに過ぎる感じはあるけど、破滅、死へと突っ走っていく展開が、たまらないなあと。
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