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アメリカン・スナイパー

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 今年やっと2本目の映画。2本目も戦争映画というのもな、明らかに流行って
ますね。
以下詳細感想、ネタバレあり。
 実はクリント・イーストウッドの監督作品、まともに劇場で観たのは
これが最初かも。
いやー、感想から言うと、如何にもカタルシス無い、って感じに作って
るけど、結構アクション満載、勧善懲悪な側面も思ったより強い展開だ
ったなあと。凡百のアクション馬鹿映画でないので、いやそうでないだ
けにこれは、いい映画ではあるけどちょっと複雑な、奥歯に物が挟まっ
た言い方しか出来ない内容でした。

 アメリカン・スピリットに溢れた家庭環境で育った主人公、弟は幼少
の頃から気弱ひ弱、成人になっても風貌も性格も非マッチョ、で、兄が
徹頭徹尾優位に描かれるのがね。

 敵の凄腕スナイパーは終始非情なマシンとして描かれて、結局あっさり
殺されるしなあ。展開内容比較しても詮無いですが、松本零士の戦場まん
がシリーズの「グリーン・スナイパー」な感じを少しでも期待した自分が
あさって方向なんだろうけど‥ううう。

 ラスト、ニュースでネタバレしていた通り主人公は同じ元兵士に殺され
てしまう訳ですが、実際の映像で見送る米国人群衆、そしてこの映画は
ヒットしたそうですがその観客、果たしてそのメンタルは、戦争自体への
不条理理不尽、やらなくても良かった、やるべきじゃなかったという疑問
をどれだけの人が抱いてくれていたのか。

 数年前の映画、ゼロ・ダーク・サーティー、映画館で観た時は実は少し
遅れてしまって、911のあの音声部分は自分全然観れないで(馬鹿)、
鑑賞していたのですが、あの冒頭から観ていたら恐らく映画の印象も全然
違ったものになっていただろうね。だって911は自作自演だもの。

 あと、途中帰国した時主人公が二人目の子供、赤ん坊を抱くシーンがあ
りますが、あの赤ん坊は人形???何か非常に不自然な感じがしてそれが
気になって仕方ありませんでした。何でだろ???

 「戦場で平気で敵を殺す兵士も、家に戻れば良き父親、良い人間に戻って
しまうのだ。マーズ、人間の良い面だけを見るな。悪い行いがやがてはこの
地球、宇宙をも滅ぼすかもしれんのだぞ!」
(横山光輝・マーズより意訳抜粋)

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1件のコメント

[C377]

良き夫、良き父親じゃ無いよなあ、奥さんに銃向けたり、赤ん坊の事で切れたり。
最後に同胞に殺されるのも、イーストウッド曰く「彼は自らの運命に囚われてしまった」という考え方で、戦場で生き延びた事に何の意味も無かったという無常。
赤ちゃんは、あれは無いよなあと思った。
これ観た後で『許されざる者』再見した。同じテーマだなあ。
  • 2015-03-12
  • 投稿者 : くるくる13
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