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リスペクト/漫画家・伊東章夫のこと、その1

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伊東 章夫(いとう あきお、1937年 - )は、石川県金沢市出身の漫画家、挿絵画家。伊東あきお名義で貸本漫画を手がけた。

1975年、科学まんがシリーズ『先祖をたずねて億万年』(原作:井尻正二、新日本出版社)で日本漫画家協会賞優秀賞を受賞。(Wikipediaより)

昭和40年前後生まれならおそらく殆どのひとが学研ひみつシリーズ初期の
「魚のひみつ」や、学習(科学では殆ど描いてないか?)での歴史漫画等で
漫画、絵を目にした事がある筈。

自分にとっては、毎日小学生新聞で数年毎に連載していた長編漫画が一番
大きい存在になってます。
この話はまた記事を変えてこまかく。

ARTIST REVIEW 10 伊東章夫

こちらの紹介記事では「女性キャラが地味」と記されてますが、自分にとって
伊東章夫は「美少女を描く」漫画家なのでした。
まあひみつシリーズの2作ではたしかに地味だけど…。
ヒストリ(「手と足 はじめはじめ物語)

長らくネット上でも全く情報が見つからなかった、学研ひみつシリーズから
遅れること数年、傑作数冊を出してすぐに消えてしまった幻の「科学まんが」
シリーズ、「はじめはじめ物語」(ユニコン出版)、まさかそのヒロインを
絵にしてる方がいるとは思わなんだ(笑)。

少々脱線しますが、はじめはじめ物語が刊行されたのは
1・男と女 (内山安二)
2・日本人 (…作者わかりません、毎日小学生新聞で連載してた方)
3・うんことしょんべん(伊東章夫)

4・手と足(伊東章夫)

5・食べる(ヨシトミヤスオ)

‥の5冊のみでした。以降続刊として「けんか」「きみのあたま」が
巻末に予告、タイトルのみが記されてましたが結局刊行…してないよね!?
ユニコン出版自体がおそらくそのころ消えてしまってる筈なんですがこちらも
ネット上では情報無し。

「うんことしょんべん」(しかしなんとゆーストレートなタイトル…当時
小学生だった自分も正直最初見たときはヒキましたwww)は生物の排泄に
関して、根本は真面目に、描写は思いっきりギャグで展開説明されていき
ます。
ガリバー旅行記に出てくるラプタ大学(後年のラピュタね)で研究されて
いる、糞尿を食料に変換できないかという研究をやっているおじさんの
ところに主人公・優一(小学生なのにまだ寝小便の癖が抜けない)が訪れ
クロレラから金魚、両生類となぜか次々に変身して消化と排泄に関しての
知識を学んでいく、というストーリー。

当然ですが、人間の女性は殆ど出てきません。優一のお母さんだけですね。
この話で女の娘が出てくると…トイレット博士になってしまいます(泣)。

Amazon「手と足」はじめはじめ物語

一応、Amazon他ネットショップでも書籍の資料だけはあります。
1976年4月発行。自分が購入したのもほぼその時期、の筈。(正確には事実と
異なるんだがまあややこしいから記さんでもいいだろ)

はじめはじめ物語、ストーリーは前述とそれほど大差はないです。主人公の
小学生の男の子が誰かに導かれて過去から未来へ巡り、知識と体験を経て成長
する…というパターン。
最初の「男と女」「日本人」は主人公も同じ余一(ヨイチ)、女系家族唯一の
男子、いきなり喋り出す靴のフクツの案内で各々探求の旅へ向かう…という
展開。

「手と足」、主人公は根元球(きゅう)。冒頭1ページ目から学校の先生の
「人間と他の動物の違いは頭」という意見に真っ向から反論、「手や足こそ
が重要」と意見するも先生には全く相手にされず、クラスメートからも馬鹿に
される始末。球はひとりで博物館に出掛け、手と足に関して調べようとする。
そこで偶然出会ったヒストリと名乗る美少女に冷たくあしらわれ(いや本当
はそうじゃないんだが…この辺りの描写展開は絶妙だよなあ…ヒストリって
ツンデレ?球の夢の中ではデレだけど(笑)博物館に勤める雑役夫のキンキ
ン(うんことしょんべんにも登場…因に学校の先生は優一のおじさん、もっ
と遡って「朝日小学生新聞」連載の「サスケと風」‥この作品に関しても後
で取り上げます、の忍者×××と同じキャラで、伊東章夫も手塚治虫に倣って
スターシステムで描いてたんだなあと感無量…)と一緒に化石や本の世界に
入り込んで手と足の進化の旅を体現してゆく……。

history.jpg
(すみません今現在手元に肝心の本がないので貰い物のこのカットのみで…)

歴史、文明の成り立ちについて体験を終えた球は漸く現代に戻ってヒストリ
と再会。ヒストリは「文明、それが何?」と呟き自分の生まれた星「モーゼ
星」へ球達を案内する。そこで待っていたものは……。

今でも当時の読後感の衝撃、印象は鮮明に記憶してます。ヒストリという
言葉の意味を知ったのもそれから更に数年後…。

こんな女性キャラが描けたらなあ~と思いトレスや模写は数えきれない
くらいしましたが…何か未だに全然到達出来てないような…orz

そして、伊東章夫の描く美少女キャラは更に次の作品でも!(つづく)
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4件のコメント

[C291] 確かに美少女ですね

今晩は、伊東先生の少女は地味とか書いてしまった(笑)某サイトの管理人です。確かに、今でも十分通用するのではと思えるほど、女性の描き方が綺麗ですね。かの内山先生も「やっぱり女の子は可愛く描けないとね」と仰ってるように、学習漫画の女の子は今も昔も可愛い子が多いですね。自分にとって美少女を描く漫画家は楠高治先生と川崎てつお先生、それに子供の頃最も好きだったよこたとくお先生でした。

けど、伊東章夫先生は、自分にとってあまりにもタコ坊のインパクトが強すぎたせいもあります(後で魔神ランプーという作品をを知り、まんまやん!と驚きましたけど)。だから、あんな感想になってしまいました。けど、そのはじめてはじめて物語を見たらまた感想は違っていたでしょう。

いつか上野へ見に行くぞ!(松本市立図書館にもあるみたいですけどw)
  • 2011-05-30
  • 投稿者 : 某サイトの中の人
  • URL
  • 編集

[C292] コメントありがとうございます

伊東あきおセンセの描く美少女が見れるのは毎日小学生新聞の連載漫画と、手と足くらいですからねえ。朝日小学生新聞連載の「サスケと風」も出てくるけど、作者巻頭のあいさつで「大の動物きちがいなので狼の風が中心の展開に‥」と記すくらいなのであんまり活躍しないです(泣)。
手と足、是非、図書館でご一読ください。
あと、2ちゃん情報で魔神ランプーの後?に吸血鬼が主人公の連載漫画があったそうなんですが‥先日国会図書館に行って調べてみましたが見つかりませんでした。またそのうち調べに行ってみます。朝日小学生新聞の連載はサスケと風だけだったのかな?
  • 2011-05-30
  • 投稿者 : あんまりよう
  • URL
  • 編集

[C319]

伊東章夫先生の作品は
「ドクターカックは大博士」(新日本出版社)を叔父からもらって暗記するほど繰り返し読みました
(新日本出版社は日共系出版社、叔父は党員だったので)
もともと月刊誌時代の面白漫画系作家だったが、トキワ荘系の台頭に押され、石ノ森章太郎の絵柄をパクって復活したとかなんとか
(江口寿史の模写で復活した国友やすゆきを連想)
しかし「サスケと風」はむしろ石川球太の影響が強いように思いました
  • 2013-09-08
  • 投稿者 : バラクラバ
  • URL
  • 編集

[C320]

>バラクラバさん
コメントありがとうございます。
小学生当時、A4?横綴じの読み難い置き難い(笑…サザエ
さん1巻もその装丁でまるまる返本、装丁を変えて2巻出して大ヒットというエピソードがサザエさんうちあけ話で
ありました)シリーズは「いばるな恐竜ぼくの孫」だけ
購入しました。
  • 2013-09-08
  • 投稿者 : あんまりよう
  • URL
  • 編集

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