ちゃいるどふーず・ねばー・えんど
ディープでダークでマニアックな趣味にはほど遠い 薄くてヌルくて面倒くさい中二病なおたく日々の記録。 更新はたまにします。
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チリンの鈴
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1464260
伊集院光のラジオでチリンの鈴の話をしていた…
いやその前にチリンのイントネーションが間違えてますて。
1978年の作品、親子ねずみの不思議な旅と2本立てでした。自分は
当時…えー中学生13歳です…そんな時期の心の軛となった傑作。
ビデオソフトも出てましたし、数年前にBSアニメ特選でも放送したので
見る機会は結構ある作品。…BSでは案の定「キチガイみたいに」BY高木均は
カットされてたけど(泣)。
あーそういえば雑誌ブルータスが一番面白かった時期(笑)の映画特集の
試写会応募ハガキのアンケートに心に残る映画で記述したっけ(馬鹿)。
以下、ネタばれあります。多分どっかの動画配信ありますからそちらから
先にでも…。
無力な羊が、絶対的な力を持つ狼に蹂躙され殺戮される(劇中では食べる
為に殺すという狼側の都合/大義すら描かれない、ただ狼は羊を殺す)、
主人公のチリンは母親の仇のウォーの後を追うが自分の無力さを痛感し、
弱い羊より強い狼の方が良いとウォーに弟子入りを志願する。
「そのとき、冷血の筈の狼、ウォーの胸に、少し、ほんの少しだけ暖かい
ものが流れたような気がしました」(公開当時のフィルムブックのト書き
より意訳抜粋)
ウォーに弟子入りしたチリンは「心のやいば」を研ぎすます事を教えられ、
やがて頭に、まっすぐ伸びた長い角を得る。
ウォーと共に阿修羅の道を疾走するチリン、やはり食べる為でなくただ
殺す為だけに。
やがてチリンは自らが生まれ育ったあの牧場を襲う。だがそこで待って
いたものはー。
子供時代のチリンを松島みのり、成長してからのチリンを神谷明、狼
ウォーは加藤清三が演じてます。
親の仇を師と慕わなくてはならなかった苦しみ、そしてもはや父親代わり
になった狼を殺す事になる悲しみー。
他に選択肢が無かった生き方の分岐点でどうしようもない道に踏み込んで
しまった不条理さを動物を通して痛烈に訴えかけてくれます。
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2件のコメント
[C39]
あらしのよるに、は未読。映画は監督はきらいじゃ
ないがいかんせんあのタレントキャスティングじゃ
なあ……観る気がせんよ。
ニコ動の深夜の馬鹿力はソッコーで削除されたな、
流石公開捜査のニュース映像も著作権行使して削除
させるTBS(怒)。
チリンの鈴は見れます(笑)。
先に後半~ラスト見てから冒頭から見返すと泣ける
っす。・゚・(ノД`)
ないがいかんせんあのタレントキャスティングじゃ
なあ……観る気がせんよ。
ニコ動の深夜の馬鹿力はソッコーで削除されたな、
流石公開捜査のニュース映像も著作権行使して削除
させるTBS(怒)。
チリンの鈴は見れます(笑)。
先に後半~ラスト見てから冒頭から見返すと泣ける
っす。・゚・(ノД`)
- 2007-11-18
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