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レッド

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山本直樹・著/講談社

9月に出ていましたが今頃読みました。

(以下ネタばれあり念のため)
表紙はまるで死体のように目を閉じている、安保闘争全共闘から連合赤軍に
関わった学生達。ナンバーを振ってある学生はその順番どおりに死亡・殺害
されていくという意味。

連合赤軍/あさま山荘事件のフィクション/ドラマ化は往々にして失敗作と
言われてるようだけど自分ドラマ化されたのあまり知りません。
映画「鬼畜大宴会」は傑作でした。あれほど当時の社会/世界の空気を見事に
再現しつつアマチュアらしからぬ特殊メイクと演出で殺戮シーンを不愉快極ま
りなく見せてくれてます。
…メイキングで台無しだそうなので(一応学生の卒業制作映画だそうなので
多分舞台裏では皆でワイワイ楽しくやってるんだろーな)そっちは未見。

ああ話が逸れました。

これから死ぬ、殺される人間を予め教えてくれるというと即座に思い出すのは
80年代のホラーパロディ映画(未見なので詳細不明)「スチューデント・
ボディ」です。この映画もこれから殺される人間をテロップや矢印表記で観客
に教えてくれる、という作りのもの…の筈。

となるとこのレッドはやはり連合赤軍という滑稽で不愉快な事象をパロディ化
して見せる描くというところがポイントなんでしょうか。
少なくとも、山本直樹らしい、恐ろしく醒めた視点/客観的、俯瞰から人間の
業を眺めるという切り口は健在と思われます。

2巻はほぼ一年後……待ち遠しいなあ…。

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